有機の里芋がたくさん手に入ったので・・・。

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蒸してガツガツつぶしています。
ツルツルと逃げてしまうので、なかなか一苦労しております><

栄養学的に、このぬめり部分にはガラクタンというガンや潰瘍の予防に効果があるといわれている成分が入っています。

また、ムチンという物質も含まれていて、常食していれば肝臓や腎臓の弱りを防止し、老化防止にも役立つと言われています☆

一方、陰陽五行論的に言うと、ぬめりは「陰性」なので、里芋のぬめりは陰性と考えます。 ガンは往々にして肉食を原因とする「陽性」の病気と言われるので(全てではありません)、普段から肉食して陽性化した体の方が中和させるために陰性の物を体に入れるのは、ガン化を防ぐ「予防」としては有効。

ですが、いったんガンを発症した方が陰性の物を体に入れるのはお勧めしません。

「陰性」の状態とは「ぬめり」の他、「拡散」などの状態のことを言います。

例えば白砂糖。 摂取すると神経を緩めてくれて、ふわふわと幸せな気分にさせてくれますね。

このような「緩める」「解きほぐす」「広げる」などの働きをもたらしてくれる食品を陰性と言います。

そんな陰性食品を癌化した体に入れるとどうなるでしょう。 癌細胞を「拡散」=「転移」を促すので止めましょう、というわけです。

とはいえ、芋類は肉毒を流すのにとても良いという側面もあるのでどうにか食卓に取り入れたい、となれば「調理」で調えていきましょう♪

例えば、ご存じの、肉を引き締めてうまみを閉じ込めてくれる塩。 そう、塩は「締める」「縮める」作用のある陽性食品です。

磁石のように陰と陽はひきつけ合うものなので、塩で里芋をもみ洗いしましょ~。塩の陽性さが、ぬめりの陰性さと合わさって落ちやすくなりますよ。

他には、陰性=外側ということで、里芋の皮裏付近にぬめり成分は多くあるので少し厚めに剥くのもお勧めです。

病気の種類によっては絶対NGな食材もあると思いますが、「調理」次第で上手く陰陽の調和を図るのも大事ですよ(^^)

理(ことわり)を調える、のが調理ですから☆ 今回は、陽性の雑穀(もちあわ)を入れて調えてみました~。

 

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はっ(;゚Д゚) パン粉ない・・・ パン焼かないとっ(´Д⊂ヽ ま、間に合うかしら・・・。

本日もお待ちしております!!

余談ですが、肉を引き締めて肉汁を閉じ込めてくれるのは塩が「陽性」だからと先ほどお話ししました。

だから、もし指を包丁で切ってしまった時などは塩を傷口に塗り込むと早く止血され、傷口もきれいに治りやすいんですよ。

今まで何人かに勧めたのですが、

「痛そう!!」

「絶対しみるじゃん!!嫌!!」

と、誰一人として実践してくれません・・・(´・ω・`)ショボーン

ナトリウム99%とかの精製塩だとしみるのですが、天然塩だとさほどしみませんよ~(´・ω・`)