久しぶりにゆっくりした休みが取れそうだったので、代々木上原にある東京ジャーミィに行ってきました。

東京ジャーミイはイスラム教徒の礼拝堂のことです。
日本にいながら海外旅行した気分になれる!と聞き、前から気になっていました(*´▽`*)

さらに、建物内に売店がありハラール料理やヴィーガン料理が販売されていると聞いたので、新商品との出会いも期待して行ってきました(*’ω’*)

場所は、代々木上原駅から徒歩7分ほど。
大きなドアをドキドキしながら開けると、受付にいる爽やかなイケメンと目が合い、会釈してくれます。

特に入場手続きなどはいらないようなので、そのまま中に入っていきます。

礼拝堂は建物2階です。
階段を上っていくと一旦外に出る形になり、正面に礼拝堂が現れます。

重厚は扉を開いて中に入ると、

芸術的な美しさの礼拝堂があります。
ここだけ空気感が違いました。

信者の方は礼拝の時間が決まっているようなので、
それ以外の時間帯で行った今回、室内にいるのは私を含めて観光客らしき日本人のみ。

礼拝堂内では、髪・肌の露出を控えなければならないので、スカーフ持参・長袖・長ズボンで訪れるのがマスト。

もし忘れてしまっても大丈夫。礼拝堂入り口に、スカーフとロングカーデイガンが置かれているので、そちらを借りて入室すればOK。

礼拝堂を出て、建物内をぶらぶらしていたら先ほどのイケメンスタッフさんが近づいてきて、
「今日はトルコからシェフが来ていて、本場のトルコ料理がレストランで食べられます。食べていきませんか?」
と教えてくれました。(日本語ペラペラ!)

ちょうど昼時だったので、是非!ということで、頂きました(*´▽`*)

「レストラン」と聞いたので、レストランで食べるのかと思いましたら、実際はお弁当を売店で購入して、売店横のイートインスペースで食べる形になります。

メニューは、トマトの冷製スープと、コールスロー、インゲンのカレーとご飯で1500円。

弁当内に2か所空きスペースがあるのが、食べてしまったわけではありません。もとから何も入っていません。

スープにはぷりぷりしたコーンが入っていておいしかったし、コールスローもきゅうりが厚めに切られていてシャキシャキでおいしかったです(^_-)-☆


そして、メインのカレー。
辛いのが苦手な私でも、すごくおいしく食べられました。

勝手にヴィーガンメニューが食べられるのだろうと思っていたのですが、牛肉が入っていたのでヴィーガンではないです。
調べてみたら、イスラム教の方は、豚はNGだけど牛肉はOKなんですね。さらに、乳製品も普通にOK。

ご飯には、糸こんにゃくのようなものが一緒に入っているのですが、食感がこんにゃくではなさそう。何かな、と思って店員のかわいらしいお姉さんに聞いてみたら、日本語は余り得意ではないらしく、一方で私は英語が出来ないので、コミュニケーションが取れず。。。
(ちゃんと英語勉強しよ・・・(;・∀・))

結局わからずじまいでしたが、塩っ気があるお米ですごくおいしかったです(^_-)-☆
結果大満足のランチでした(*’ω’*)

満腹になったので、デザートはお持ち帰りしました★


こちらはピスタチオのバクラバです↑
オスマン帝国時代から愛されているトルコの伝統菓子。
薄く何層にも重ねたパイ生地に、ナッツを挟んで焼き上げ、甘いシロップに浸します。

見た目がバクラバに似ていますが、こちらはカダイフというスイーツ。
天使の髪の毛と言われるほど細く柔らかく伸ばした生地を何層にも重ね焼き上げます。仕上げに甘いシロップをかけてしっとり食感にします。
ルコ南東部で特に有名な伝統菓子だそうです。

こちらはシェケルパレ。
セモリナ粉で作られたクッキーをシロップ漬けにした、トルコ料理でもっとも気軽に食べれれているデザートの一つ。

こちらはセモリナ粉のデザート。パウンドケーキを崩して下に敷き詰め、シロップをかけた後、きな粉のようなマロンのような味のクリームをかけた一品。

このように、伝統的なお菓子を色々試してみたのですが、

お気づきでしょうか??

基本、最終的に甘いシロップをかけるものが多いので、全てウェッティな食感でとても甘かったです。濃い目に入れたコーヒーとよく合います。
知らなかった異文化に触れられた貴重な一日でした!
ごちそうさまですm(__)m